BUG-FIX
MCS-Lite のタイマースケーラーモードの手動測定にBUGがありました。
20-FEB-2019 Support Page に V1.20.03.exe をUPしました。





ネットワークLSIの故障
NT-2400、NT-2400MP、NT-2400M、TNB-100、NT-100、NT24-DUAL、MPS-1600
製品で、ネットワークが故障するトラブルが最近2件ありました。
ペンティアム系CPUボードの交換で、解決するのですが
故障の原因が判明しました。
何らかの原因で、CPU冷却ファンが回転しなくなり、CPU基板が、アイロンの様に高熱になり
CPU自体は、冷却ファンのヒートシンク部分の放熱で、かろうじて死なないで動作しているのですが
CPUの発熱による熱が、ネットワークコントロール回路まで達して、ネットワークが動作しなくなり、終いには
ネットワークが通信ができなくなってしまうトラブルでした。
ペンティアムCPUを搭載した、シリーズに限った問題で、20年以上、北海道から沖縄まで、
数多く納入していますが、このトラブルは、昨年の秋に続き、2回目です。

今回は、マルチパラメータの組み換えやなどの試験で、、長時間本体ケースをオープンにして
測定の試験中に、ケーブルを簡単に固定するために、結束バンドを使い、
試験していたのですが、切らないで、のびたままの結束バンドが、CPUの冷却ファンの回転を
止めていて、半日後に、トラブルが発生。。
その後は、数分でネットが死んでしまったり、最後には、BOOT出来なくなりました。
そういえば、昨年のトラブルの時、ユーザさんから戻って来たCPU冷却ファンが、
ファン固定のプラスチックが割れていて、CPUが脱落していましたので、
これが、ネットワークが壊れる原因だと推測です。

 
 Version up のお知らせ 25-JUN-2018
MCAS-Liteシリーズ ソフト 
"MCAR308.exe" をUPしました。
V-up内容
自動測定・自動保存において、アクティブではないスペクトルまで、SPC1,2,3,4,5全てを保存していました。
Support Download お願いします。
 
モータが回転しないトラブル
当社の製品SD-104モータドライバ等を納入している場合は、問題ないのですが
利用者側で作成した、モータドライバーを使う時は注意してください。


TNB-10 Motor Controller は、モータ駆動パルス幅 2usecで出力していますが
市販のモータドライバには、5usecのパルス幅が必要なドライバが多くあります。

当社は、納入時に、モータードライバ装置も一緒に納品しますから、問題はおきませんが
ユーザ側で、用意したパルスモータドライバ等を利用してシステム化する場合は注意が必要です。

2018年2月に、TNB-10 4CHモーターコントローラーのパルス幅を5usecに広げました。
モータ駆動で、回らないなどの障害が発生した場合は、ファームウェアの更新を行いますのでご連絡ください。




ADアダプターノイズ

スイッチング電源のAC-DC電源が多くなりました。
5Vだと2A,3A,5Aなど。

10万円のMCA-LiteN もスイッチング電源を付けています。
ところが、これらはスイッチング電源のため、利用者側で手作りした検出器や、アナログ回路に、
これらのスイッチングAC-DC電源から、スイッチングノイズが回り込むトラブルが発生することがあります。
測定データに悪影響する場合は、トランスを使ったシリーズ電源が必要です。
そこで、チット高価ですが、12,000円の5V1Aのシリーズ電源を作りました。
ノイズの問題が発生した場合は、ノイズ対策として、ご検討ください。



トランスを使用して、整流して、7805A(1A)で安定化電源にしています。
メーターや、ノイズフィルタ、放熱型アルミダイキャストケースと、凝った製品で、部品代は7000円程度
製作する工賃を考えると赤字ですが、ご検討ください。
足が出ますから、MCA-LiteNなどをご購入されている場合にサポートします。
重い。


NT-24シリーズの例



約10年で、バックアップ電池の交換と、初期設定が必要です。

NT24-DUAL MPS-1600 NT-100 TNB-100 NT-2400 NT-2400MP
等のDOS/V CPUを使ったシステムは、CPUのバックアップ電池の消耗により
10年程度で、バッテリーの交換と、システムの基本設定が必要です。

バッテリ交換が必要になると、起動できなくなります。
本体にモニターを接続すると、CMOS初期化エラーなどのメッセージが出て止まっています。

バッテリがコンビニで購入できる ボタン電池 2032の場合は、交換して
電源投入時の、BIOS設定画面にして、最初の画面の下の
起動時のエラー停止の項目を NO ERROR に設定して Save and ReBOOTすることで、回復できます。



本体のネットワークIP番号の変更等と似たような操作です。

10年程度過ぎている場合は、メンテナンスを兼ねて、当社で検査・校正(二日間)が出来ます。
費用は送料・梱包込みで、2万円です。 
検査無し、修復のみの場合は 6000円です。


NT-100 TNB-100シリーズの例
NT-100 TNB-100 ETL-100 シリーズで、トラブルの発生
NT-100シリーズは、市販のCPUを利用しています。
最近になって、起動しないと言うトラブルが発生したため、久しぶりにTNB-100開発試験装置を起動すると
トラブルを起こした、客先の装置と同様に、立ち上がらなくなっていました。
原因は、バックアップ電池の電圧低下でした。(100mV)
開発装置であったため、ほとんど電源を入れない状態であったので、8年間で電池切れでした。

開発用TNB-100、電池交換で長時間測定試験。

起動しなくなった時は、バックアップ電池の交換と、初期設定が必要です。

自分で行う場合の解説書

 

まだまだ元気な NT-2400 旧システム
現在は、NT-2400 ではなく、 TNB-10で新製品を開発していますが
旧ラボ時代に開発した、NT-2400を利用した、小規模から、大規模な制御・測定システムは
現在でも、健在で、しかも、世界のの研究に追従できるように、新たな測定方法などの新規回路も
順次追加して、最先端のご研究をサポートしています。

ご連絡ください。