TNB-100シリーズは、ネットワーク接続で、ユーロ規格4Uサイズの測定器です。
マルチパラメータ装置をべースにした、応用システムを多く開発しています。
基本回路は、発生する時間とエネルギーを時系列に出力するTimelist modeの
マルチパラメータです。

TNB-100PX	海外・国内の大学、研究所に納入している、PIXE測定を利用した元素マッピング測定に特化した装置です。 4096 × 4096マトリクスでイオンビームを4CHのDAコンバータで走査して入って来るエネルギー値で、同時に多元素の分布図を作成します。
TNB-100GPS	マルチパラメータにGPSを搭載したシステムです。 GPSを付けた目的は、航空機、山頂、地上、船舶などで、同時に測定する時、実時間をGPSで統一させるためです。　大気内で起こる事象、大気と宇宙の境目で起こる事象を、広い広大な空間内のあちこちにTNB-100GPSを置いて措定して、測定します。放射線データや電場、磁場などをGPS時間で、同期させて分析します。
TNB-100CRI	臨界・未臨界実験のデータを収集するシステムです。実験原子炉や、DD,DT反応中性子を利用した、臨界実験に特化しています。
TNB-100PIA	ファイマーα、ロシアンα法など、事象と事象の発生時間の間隔時間の分析や、一定時間の発生数を元に分析する測定に特化しています。事象と事象の間隔時間と発生率は、短いほど、指数関数的に多くなります。　もし自然法則の確率から逸脱した事象が紛れ込んている場合、分散により、抽出できたりします。
TNB-100SC	この装置は、マルチパラメータとは別物です。原子炉の事故前から、炉内の色々な部署で、放射線モニタを時系列に記録して、リアルタイムにネットワーク回線で読み出す監視システムを納入していました。　事故後ALPS評価システム当を納入。　総合的な、ネットワークモニタリングを簡単に構築できます。写真のポータブルシステムの場合120個の検出器の信号を計数できます。さらに大きなシステムの場合は、TNB-100SCを複数台設置します。
特注システム	TNB-100の、これっぼっちの特注システムはTNB-10として納入していましたが別途TNB-10シリーズを製品化したため、混乱するため特注システムもTNB-100としてサブタイトルを付ける、またはTNB-120とすることにしました。

2018年版のTNB-100は、表示器をTNB-10と共通にします。
スイス製ELMAケースの両端の本体に取っ手のついた4Uケースに変更します。
ポータブルサイズ、アドバンスサイズ、EIAラックの3タイプにします。

TNB-10シリーズは、ユーロ規格3Uサイズの測定器です。
小型の電子基板を自由に組み合わせて、利用者の専用の測定器を作ります。
TNB-100よりコンパクトですが、EIAラックマウントケースもあります。
USB接続で、測定モジュールも豊富です。
スイス製ELMAケースの両端の本体に取っ手のついた3Uケースに変更します。
ポータブルサイズ、アドバンスサイズ、EIAラックの3タイプにします。

小型なながら、大変汎用性の高いシステムを安価に構築できるのが特徴です。
一台のTNB-10には最大で15モジュールを搭載できます
より大きな装置にする場合は、TNB-10を複数台使います。

MCA、MCS、24CHタイマースケーラー、4CHモータコントローラー、汎用IO(ロジック、接点)
高分解能4CH DAC、高分解能4CH ADC
パワフルで、簡単なDLLライブラリを使い、容易にソフトウェアを開発できます。
PCソフトウェアまで、開発して、納入即実験といった事を可能にします。

昔の質の良い米国製のADCが、
研究室の角に
眠っていませんか?
写真はTN1213A ADCに当社MCA-LiteM
をつないでMCAにします。
10万円以下の予算で、
分解能の良いMCAを構築可能です。
CANBERRA トレイコアノーザンなど
MCA-Lite TNB-10シリーズ共通の操作性の
ソフトウェアを提供しています。