USB接続の、汎用測定器「TNB-10」に搭載するMCAです。
現在のソフトでは、同時に4台までのMCAモジュールを制御して、同時測定が可能です。
TNB-10は、汎用測定器です。
写真のポータブル型の本体には、7モジュール、ラックマウント本体の場合は、15モジュールを収納できます。
複数台の本体を接続すると、より巨大なシステムを作れます。
MCAを含んだ、システムの例
PIXE/RBS 測定の場合
ポータブル型本体 (\400,000)
ゴニオメータ制御用、4CHパルスモータコントローラー (\300,000)
3CHタイマースケーラー (\200,000)
MCA (\400,000)
付属ソフトウェア
モータドライバ装置(ゴニオメータのモータに依存)モータケーブル等を省いて
わずかな費用で、システムを作ることができます。
その他、ファラデーカップのON/OFFや、様々なIO処理用のモジュール(\180,000)などがあります。
ゴニオメータのドライバ、ケーブル等の作成、納入試験まで行います。
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主な機能 | |||
メモリサイズ | 256 512 1024 2048 4096ch 32bit | ||
同時制御数 | 同時に4台まで、接続可能 | ||
測定時間 | Livetime または Realtime [sec] | ||
自動測定 | 指定時間で、指定した繰り返し回数の測定ができる | ||
自動測定開始時間 | 測定終了でデータ保存して、すぐに開始する場合と、指定時間毎に開始するモードがある。 | ||
自動測定の台数 | 選択したMCAのみ、使っていないMCAは、自動測定に関係なく、測定が可能 | ||
保存ファイル | バイナリデータ、CSV形式を追加保存できる。EXCELなどで、ダイレクトに読み出せます。 | ||
定性処理 | 自動ROIセット、FWHM、ピークサーチ、データスムース、エネルギー校正 等 | ||
スペクトル作業領域 | WORK用 1個 オフラインならばMCA#1,2,3,4の領域に格納可能、WORKとオーバーラップ表示可能 | ||
定性処理パラメータ | 微分パラメータ、予想半値幅等の設定が可能 NaIやGe検出器の指定ができる | ||
ソフトウェア | 無償で提供、ダウンロード可能 Revition 2.1.1 (2016年9月現在) | ||
ソフトの共通 | MCA-LiteシリーズとTNB-100マルチパラメータのシングルスペクトルで、共通。 MCA-LiteN, MCA-LiteGを一緒に使える。 |
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モニタリング用ソフト | 自動測定で連続して測定されたデータ群をもとに、核種別のトレンドグラフを作成するソフトなど | ||