TNB-10 元素マッピング

高速元素マッピング装置
モーターが止まらないので飛躍的に測定時間が短縮できます。

試料を二次元に(モータ操作orビーム走査)して多元素分布を測定するシステムは、二種類の製品があります。
TNB-10 元素マッピング装置   モータ駆動により試料をX-Y二次元移動させるシステム 実験室のX線、イオン加速器を利用したPIXE元素マッピング 
 TNB-100PX 元素マッピング装置  加速器のビームをX-Y走査して、Event毎の座標とエネルギーをPIXE分析して元素マッピングする装置 

TNB-10 元素マッピング装置は、モータ駆動でX-Y-Zの3軸を制御して、二次元の多元素分布を測定します。



汎用測定器TNB-10に MCA と 4CHパルスモータコントローラーを搭載しています。 追加空きスロット5

エネルギースペクトル領域2048chを二個持ち、パルスモータの等速度移動による一定距離毎に発生する一定間隔通過信号で
ダブルバッファ方式のスペクトルメモリを切り替えで、片方のスペクトル測定中に、即座に最大32元素の同定と強度を計算して
本体記録領域へ記録します。
PCソフトは、定期的にTNB-10へアクセスして、溜まっている元素計算結果を読み出して元素別の分布図(Max 1024*1024 32個)を作成します。


1024×1024
元素分布は map[32][1024][1024] 配列に32元素が生成されます。

マトリクスデータファイルはCSV形式で、直接EXCEL等のソフトで読み出せます。

       
               
       基本機器構成と価格    
   
TNB-10汎用装置 測定器のメインフレーム  \400,000 
MCAモジュール  エネルギースペクトル測定      \300,000 
4CHパルスモータコントローラー  X,Y軸にZ軸と予備1軸の制御  \200,000 
SD-103 3軸モータドライバー  モータケーブル一式含む  \400,000 
汎用測定プログラム  シングルPHA、2Dスキャン,2D+1軸スキャン測定  \100,000 
  合計  \1,400,000 
   


パルスモータドライバ装置は、納入先のシステムにドライバ装置が無い場合に必要です。
価格も、モータの種類にや、使用するケースにより、価格が変動します。
すでに、ゴニオメータ、ステージ、モータドライバがある場合は、モータケーブル変換BOXのみになり基本構成は 100万円になります。

   
       MCA測定画面
       
マッピング画面       
       
測定条件設定画面       
       
        


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