低価格 モニタリングタイマースケーラー
      マルチチャンネルスケーラー

MCS-Lite



本格的Dowelltime 10nsec分解能のマルチチャンネルスケーラーもあります。

この装置は、5MHzまでのデータ計数率で、0.1msecからの、MCS測定、モニタリング測定用に開発しました。
実験中のバックグランドモニタや、短半減期、冷中性子などの遅いTOFなど、使い方色々です。
 
   
 
 三つの機能をコンパクトにした製品です。

 1)  タイマースケーラー
 2) モニタリング・スケーラー
 3) マルチチャンネル・スケーラー (MCA機能はありません)
 
 W80 - H30 -D125 サイズの測定器です。 
 入力はロジックパルス 3.3V ~ 5.0V(TTL)
 電源不要で、USBケーブルのみで動作します。
 最大計数 5MHz   

                                   
  

標準ソフトウェア
 汎用的な利用を可能にする、標準ソフトウェアを用意しました。
 単純な、タイマースケーラー測定
 環境モニタリングのような長期間測定から、臨界までの数分間の実験などに便利な
 0.1msecからの連続モニタリング測定
 加速器やスパッタリング・ビームによる励起と反応、短半減期測定などに便利な
 MCS測定
 これらを、一つのソフトウェアにして、それぞれをページで選択して
 測定できるようにしました。

 POWER USER 様用の
 簡単制御のためのDLLライブラリ
 無償のC++Builder コンパイラ用 sample Soft
 LabVIEW 用 DLL呼び出しVIと簡単測定 sample VI をサポート。


 

 高速度MCSをご希望の場合、dowelltiime 10nsecからの TNB-10シリーズ をご検討頂ければ幸いです。 
     手動とリモートによるタイマースケーラー
 手動で[Stop] [Clear] [Start]ボタンを
 クリックして、設定時間の測定をする
 通常のタイマースケーラーの様に
 USBから命令を送り、一動作づつを
 実行します。
 モータを回転させながらの
 STEP SCANなどがプログラミングで
 可能です。
 (簡単DLLライブラリを提供予定)
    MCS測定
 マルチ・チャンネル・スケーラー測定
 指数関数で減少するデータをMCS測定で
 測定しました。
 Start / ExtAdv へ励起TRIG信号
 Data へ 発生データ を入力して
 dowelltime 0.1msec
 sweep 100回
 核反応シュミレーター(自作)を利用。

 
    連続モニタリング測定
 励起TRIG毎に発生する
 データを、時系列に測定して
 バラツキを測定します。
 核反応シュミレーター(自作)を利用。
 TRIG -> ExtAdv へ入力して
 TRIGが入るたびに、測定グラフのX軸を
 +1してトレンドグラフを作成します。

     2CH連続モニタリング測定
 Data BNC <-- 反応データ
 ExtAdv  <-- バックグランド
 相関する二つのデータ、励起と反応データ
 などの測定ができます。
 シュミレータ(自作)が低周波で発信していることが
 読み取れます。 回路のFFT分析が必要ですね(>o<)>。
       





 測定データは、CSV形式です。 MCSデータの場合は、当社スペクトル形式(Binary)でも保存可能です。
 連続モニタリング測定では、データファイルは測定中に連続してファイルに書き出します。
 最少測定時間は0.1msecで永遠に連続測定をして、ファイルに保存します。(メディアの容量で停止)
  MCS測定データは、バイナリーデータ、CSV形式で手動で保存します。


   
       測定中はスペクトルの拡大縮小などの
 グラフ処理が可能です。
 モニタリング測定の場合は、32768ch幅の
 トレンドグラフに最新結果が記録されます。
 ページスクロール等の処理も可能です。
       特にMCS処理で、短半減期、フライトチューブ
 によるTOFデータで、ピーク処理などの
 定性処理が可能です。
       MCS測定設定画面
       モニタリング測定の設定画面
  


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